2014年12月10日水曜日

ものづくり小話 その7 安全第一の由来

ご安全に!生産技術科です。

今回は、安全第一という言葉の由来についてです。

建設現場や工事現場、工場内に「安全第一」という横断幕等が掲示されてします。

当校の実習場にも「安全第一」の横断幕やポスターが掲示されています。



当科で使用する工作機械等は、使用方法を間違えると重大災害につながる恐れのある危険な機械です。

学生達には、常日頃から安全指導を行っています。



この「安全第一」という言葉は、製造業から生まれた言葉です。

1906年、アメリカのUSスチール社の社長が、災害が多発していた職場環境を改善するために経営方針を「安全第一」、「品質第二」、「生産第三」としたそうです。

その結果としては、災害が減少し、品質も向上し、生産量も向上したという結果につながりました。

この成果は、アメリカはもちろんヨーロッパにも広がっていきました。

我が国は、1916年にこの運動を視察した方々が普及に努めた結果、現在に至るわけです。

「安全第一」という言葉は、製鉄業から生まれた言葉でした。





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